Code Metal、1.25億ドルを調達—AIで防衛分野のレガシーコードを翻訳・検証へ
2026.02.19
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Wired
AIZEN NEWS編集部の要点整理
米ボストン拠点のスタートアップ、Code Metalが1.25億ドルの資金調達を公表した。同社はAIを用いて防衛関連企業のレガシーソフトウェアを「翻訳」しつつ、近代化の過程で新たなバグを生まないよう検証することを掲げている。モダナイゼーションが機能追加や移植で誤動作を引き起こすリスクを避ける点を重視しているとされる。
事業の中核は、既存の古いコードベースを最新環境向けに変換すると同時に、変換過程や結果の正当性を検証するワークフローの提供だ。軍事・防衛のソフトウェアは安全性や信頼性の要求が極めて高く、単純な自動変換だけでは受け入れられにくいため、検証と監査可能性をセットにするアプローチが採られていると見られる。
今回の資金調達は、生成系AIを単なるコード生成に留めず、安全性・検証性を組み合わせたニッチ領域への投資が進んでいることを示す。AIを用いたソフトウェア維持管理や移行の市場価値が高まる一方で、説明可能性や形式的検証といった補完技術の重要性が改めて浮かび上がる事例といえる。