AIZEN NEWS

「現代の徴兵」──スタンフォード生がピチャイの卒業式演説を退席した理由

2026.07.21 Wired
AIZEN NEWS編集部の要点整理

先月、100人を超えるスタンフォード大学の学生が自校の卒業式で退席し、グーグルの軍事向け契約や移民局(ICE)との取引に抗議した。退席を主導したアマンダ・カンポス氏とエヴァ・ジョーンズ氏は、今回の行為が単なる抗議ではなく、大学が企業の行為を公的に称える場に対する異議表明だと説明している。
両氏は、政府や治安機関向けの技術提供が追放や監視、軍事行使に使われ得る点を問題視し、そうした関与に対する学生の倫理的反発を示すために「現代の徴兵」との表現を用いた。式典という象徴的な場での退席は、可視化された不満を強調する狙いがあったとされる。
この出来事は、テック大手と公的機関との関係に対する若者やコミュニティの関心が高まっていることを示す。企業側は評判や採用、大学との連携面でのリスク管理を迫られ、契約の透明性や倫理ガバナンスに関する議論が一層強まる可能性がある。ただし、今回の行動が具体的な契約変更や政策転換につながるかどうかは現時点で明確ではない。

関連カテゴリ
関連記事(生成AI)